Raspberry Pi(OrangePi) TigerVNC-Server + gparted

gpartedを起動するには特権(root権限)を必要とします。 当サイトで運用しているTigerVNC-Server環境では認証ライブラリが動いていないためgpartedをインストールしただけでは起動に失敗します。

オートマウントはudiskieをインストール、設定しています。

gpartedインストール

https://wiki.archlinux.jp/index.php/Polkit

 

# apt install gparted policykit-1-gnome

認証エージェントはpolkit-gnome
スタートは~/.vnc/xstartupに追記

/usr/lib/policykit-1-gnome/polkit-gnome-authentication-agent-1 &

gparted起動

$ gparted &


認証ダイアログが登場します


gparted起動

OrangePi3

Armbian_20.08.2_Orangepi3_focal_current

$ uname -a
Linux orangepi3 5.8.6-sunxi64 #20.08.2 SMP Fri Sep 4 08:52:31 CEST 2020 aarch64 aarch64 aarch64 GNU/Linux

gpartedインストール
アイコンセットにyaruを要求しているのでインストール

# apt install gparted policykit-1-gnome yaru-theme-icon

polkit agentは同様に

/usr/lib/policykit-1-gnome/polkit-gnome-authentication-agent-1 &


認証ダイアログ


gparted起動
メニューは英文表記のままですが特に困らないと思います
パーティション分割などはやはりGUIのgpartedが便利

当サイトの環境ではHDDをパーティション分割すると何故かデバイスIDが頻繁に変わってしまう現象が発生します。
単一のパーティションでは特に問題なく読み書きできています。
この現象は1TBのドライブでもあった(?)ように記憶しています。

OrangePi3の/etc/fstabは2.5インチHDDのみ固定しています。3.5HDDはnoautoを指定、udiskieでfstabの指定位置に自動マウント
起動時は2.5インチHDDのみ接続してあれば正常起動します。

UUID=xxx /home/hda ext4 defaults,noatime,nodiratime,commit=600,errors=remount-ro 0 1
UUID=xxx /home/hd3.5 ext4 defaults,noatime,noauto,nodiratime,commit=600,errors=remount-ro 0 1
UUID=xxx /home/hd4 ext4 defaults,noatime,noauto,nodiratime,commit=600,errors=remount-ro 0 1

Raspberry Pi 4TB 3.5インチHDDの実験 (USB-SATA)

今回は手元にあるUSB-SATAアダプターをいくつか試してみたいと思います。

いずれも中華ローコストアダプターです。

TOSHIBA DT02ABA400

4TB DT02ABA400 5V 560mA 12V 340mA
1TB DT01ACA100 5V 420mA 12V 420mA
4TBの12V定格電流は現在運用中の1TBより少ないのですが電源投入時の回転はじめは相当の電流を必要とするようです。

レビューではうるさいという報告がありますがヘッドの移動に伴うと思われる振動があります。
特にフォーマット直後はOSから何らかのチェックが入り数時間続きます。
終了後待機時は静かになります。
HDDケースまたは固定の仕方によっては気になるかもしれません。

Norel Systems NS1068X


ORICO 2189U3
1TB 2.5HDD 1TB 3.5HDD+XL6009 現在稼働中


Norel Systems NS1068X
4TB 3.5HDD+XL6009(改)で動作確認OK

JMICRON JMS578


今回購入 無印ケース
2.5インチ HDD SSD 外付けケース USB3.0 SSD 透明 クリア SATA3.0 ハードディスク 5Gbps 高速データ転送 UASP対応 3TB 電源不要 ポータブル ドライブ ケース


JMICRON JMS578
クリアケースに青LEDが映えるので2.5インチHDDはこのケースに変更予定


動作確認OK

VLI VL711-Q4


このタイプは中のチップに何が使われているかわからないことが多いです。
また中華品質なのでハズレに当たることもあります。


VLI VL711-Q4
今回は4TBにこのタイプを使って見ることにしました。
アダプタ $ 2.67 (送料込み)
XL6009基板 $ 0.77 (送料込み)


USB電源は40cmケーブル長を取り付け
アダプタへの5V供給は実験のためにジャンパーで切り替えを設けていますがやはり起動時は5Vを供給する必要がありそうです。
昇圧基板はLEDが見えるように貼り付け


動作確認OK
いずれも安定した電源(電圧、電流)が必要です。
ボードのUSB電圧も関係してきます。

ファイルサーバー OrangePi3

OrangePi3に積んでみました。(計6TB)

起動時は4TBディスクの電圧がドロップするので電源アダプタから供給しています。
取り敢えず読み書きは問題ありません。
基本は大事なファイルを今までどおり1TBのディスクに保存、クローンにもう1個の1TBディスク
それ以外のファイルを4TBディスクに保存の予定ですがディスク構成は再度考慮

問題点
Raspberry Pi4はSSDを装着しています。各アダプタはSSDで動作します。
作成した4TBアダプタとSSDの組み合わせでは4TBディスク読み書きの際マウントが外れたりハングアップしたりします。(原因不明)
OrangePi3のUSB3.0ポートは内蔵ハブに接続されています。ここが関係しているかどうかは不明ですがまたいずれPi4で確認してみたいと思います。

Raspberry Pi 4TB 3.5インチHDDの実験

ファイルサーバー(OrangePi3)は

以前作成した昇圧モジュール付きのUSB-SATAアダプタ

で1TBの3.5インチHDDを運用しています。

今回3年越しで貯めたポイントで4TBのHDDをGETしました。
以前と同様に5Vを昇圧して12VをHDDに印加することにします。
Raspberry PiやほかSBCで動作を確認、ファイルサーバーのOrangePi3に増設する予定でいます。

XL6009昇圧基板

以前の基板と予備として購入していた基板は大分様子が変わっています。

仮組みして動作させるとモーターは回転するのですがディスクを認識しません。
いろいろ検討してみましたが違いはこの基板しか無いようです。

回路

xl6009.pdf
上が旧基板、下新基板
基本回路は同じようですが新基板はコンデンサとコイルが追加(枠内)されており直流としては入力と出力が分離しています。
コンデンサとコイルを撤去、コンデンサ部分を直結にして旧基板と同じ方式に改造します。


邪魔になるものを外してコイルを取り外し
コイルはハンダを盛って熱を加え片側ずつこじると外れます
60Wクラスのコテと吸い取り線が必要です


コイルを外してコンデンサのところはハンダブリッジ
ポテンショメータはオリジナルと逆につけると右回しで電圧上昇

sata接続図

シリアルATA Wiki
コネクターピン配置


GND 5V 12Vは各3PINアダプター側でショートされています


各真ん中のピンを狙ってハンダ付け


XL6009基板には5V2Aの電源を用意、先に電源を入れてからZero(W)へ接続
無事ディスクが認識されました。

旧タイプはスイッチング(LOW)の期間も入力の5Vを確保することからボード側はSpin UPの状態を見ているものと考えています。

partedを日本語化

# apt install libparted-i18n

# parted /dev/sda
GNU Parted 3.3
/dev/sda を使用
GNU Parted へようこそ! コマンド一覧を見るには 'help' と入力してください。
(parted) p
エラー: /dev/sda: ディスクラベルが認識できません。
モデル: ATA TOSHIBA DT02ABA4 (scsi)
ディスク /dev/sda: 4001GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/4096B
パーティションテーブル: unknown
ディスクフラグ:


USB-SATA + XL6009の作成、SBCでの確認テストは次回にします。

SBC(シングルボードコンピュータ)3選 ROCKPi S

ROCKPi S
Rockchip RK3308 Quad-core 1.3GHz
OrangePi Zeroより一回り小さいサイズになっています。
面白そうなボードなので購入してみました。(10$クラス)

ROCKPi S v12


ROCK PI S v1.2
512MB without BT/ WIFI(bluetooth wifiなし)
$11.99 Shipping $7.30 ALLNET China
送料がちょっと高いのがネック
v13もあるようです。GPIOが変更

Debian 10 Buster

Osはhttps://wiki.radxa.com/RockpiSのDownloadsページからDebian Busterを選択
Update time: 2020-08-10
armbian(focal)でも試して見ましたが現時点ではまだ問題があるように思います。

ダウンロードしたイメージをdd カードに書き込んで起動、sshで接続

$ ssh rock@rockpis
password: rock


aarch64 64Bit
素のdebianなので最初はちょっと面倒です。

sudoの度にパスワードを聞かれるのでまずはsudoersに登録
editorはvimのみ

$ sudo visudo
rock    ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL # 末尾に追記

update && upgrade

$ sudo apt update && sudo apt -y upgrade

Locale TimeZone

$ sudo apt install locales
$ sudo sed -i 5a"ja_JP.UTF-8 UTF-8" /etc/locale.gen
$ sudo locale-gen
Generating locales (this might take a while)...
  ja_JP.UTF-8... done
$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
$ date
2020年  8月 24日 月曜日 22:36:03 JST

以上で初期設定が終わりました。

Applications

$ sudo sh rockpis.setup.txt

rockpis.setup.txt

#!/bin/sh
sleep 1
# default
apt -y install tcsh lv whiptail htop nano
echo "--- X11 ---"
apt -y install xserver-xorg x11-xserver-utils tigervnc-standalone-server tigervnc-common
apt -y install xfonts-100dpi xfonts-75dpi xfonts-scalable xterm xbindkeys suckless-tools
echo "--- jp ---"
sh /zzz/font_set/font_set.sh
echo "--- filer ---"
apt -y install ranger file w3m-img highlight poppler-utils atool mediainfo ffmpegthumbnailer
echo "--- nfs client ---"
apt -y install autofs nfs-common
echo "--- python ---"
apt -y install python3-tk
echo "--- udiskie ---"
apt -y install udiskie libblockdev-crypto2 libblockdev-mdraid2
echo "--- www ---"
apt -y install firefox-esr-l10n-ja
echo "--- dphys-swapfile ---"
apt -y install dphys-swapfile
echo "--- dwm compile ---"
apt -y install libx11-dev libxinerama-dev libxft-dev
echo "--- GPIO - libmraa---"
apt -y install libmraa

/zzz/font_set/font_set.sh

#!/bin/sh
apt install -y fonts-ipafont fonts-ricty-diminished
apt install -y uim uim-anthy uim-mozc uim-xim uim-gtk2.0 uim-qt5 uim-qt5-immodule
cp /zzz/font_set/65* /etc/fonts/conf.avail
cd /etc/fonts/conf.d
ln -s ../conf.avail/65-fonts-ipa-mincho.conf
ln -s ../conf.avail/65-fonts-ipa-pgothic.conf
ln -s ../conf.avail/65-fonts-monospace.conf

/etc/init.d/vncboot

start)
        echo "Starting VNC Server"
        #Insert your favoured settings for a VNC session
        su $USER -c 'LD_PRELOAD=/lib/aarch64-linux-gnu/libgcc_s.so.1 /usr/bin/vncserver :1'
        ;;

udiskie(10-udisks.pkla)は設定します。
dwm(パッケージ以外)はROCKPi Sか64Bit ARMでコンパイルしたものを使う必要があります。
その他 raspberrypi Zero Orangepi zero とほぼ同じ


Yahooのページは早くは無いですが問題なく見れます。
インストールしたSDカードも関係あるのかもしれません。
書き込み速度はそれほど違いはなくても実運用ではSDカードによって差があるように感じます。
Orangepi zeroもSDカード次第でもう少し良くなるのかもしれません。

cpufrequtils

ROCKPi Sは非常に消費電流が少ないですね。通常の使い方ではCPUの発熱もほとんどありません。
簡易な電流計では通常時0.07Aを指しています。

# apt install cpufrequtils


1.3GHZの稼働率は低いですが動いています
governorはperformanceも選べないことから徹底した省電力仕様のようです

GPIO – libmraa

GPIO関連はlibmraaをインストール
https://wiki.radxa.com/RockpiS/dev/libmraa

# apt install libmraa


Listの出力や値をGetできるのですがsetが反映されません。
なにか使い方を間違っているのかもしれません。
要調査です。


やはり面白そうなボードです。
このボードを見てると次期raspberrypi zero(new)の仕様が見えてきます
cpu 1.3GHz RAM 512MB 1GB micro hdmi
公式価格 512MB 10$ 1GB 15$ (ココ重要)
(ハハッ 戯言です)

SBC(シングルボードコンピュータ)3選 OrangePi Zero

OrangePi Zero(512M)は5月頃購入($15.74送料込み)していたものですが日本で購入するRaspberryPi Zero(w)とほぼ同じような価格帯になります。
大きな違いはSingle-coreのZero(w)に対してAllwinner H2+1GHz Quad-coreを採用しています。

今回はOrangePi Zeroで試してみます。

Ubuntu Focal Fossa

OsはArmbian_20.08_Orangepizero_focal_current_5.7.15.imgをインストールすることにします。
イメージをddでカードに書き込み、起動 rootでログイン(有線接続)

$ ssh root@orangepizero


パスワード 1234
rootパスワードの変更


Armbian_20.08ではLocaleとTimeZoneの変更を自動でやってくれます。
次にユーザーの登録
適当にpi
パスワードを入力
あとは全てEnterで抜けます。
sudoersへの登録、権限は適当に

# apt upgrade && apt -y upgrade
# apt -y install language-pack-ja

以上で基本設定が完了しました。
uname -a armv7l 32bit Os

$ uname -a
Linux orangepizero 5.7.15-sunxi #20.08 SMP Sun Aug 16 23:54:33 CEST 2020 armv7l armv7l armv7l GNU/Linux

applications

アプリケーションのインストール debian系OsなのでRaspberry OSと基本は同じになります。
Osに含まれるパッケージに若干の違いがあります。

# sh setup.txt

setup.txt

#!/bin/sh
# default
apt -y install tcsh lv
echo "--- X11 ---"
apt -y install xserver-xorg x11-xserver-utils tigervnc-standalone-server tigervnc-common
apt -y install xfonts-100dpi xfonts-75dpi xfonts-scalable xterm xbindkeys suckless-tools
echo "--- jp ---"
sh /zzz/font_set/font_set.sh
echo "--- filer ---"
apt -y install ranger file w3m-img highlight poppler-utils atool mediainfo ffmpegthumbnailer
echo "--- nfs client ---"
apt -y install autofs nfs-common
echo "--- python ---"
apt -y install python3-tk
cd /usr/bin && ln -s python3.8 python && cd /
echo "--- udiskie ---"
apt -y install udiskie libblockdev-crypto2 libblockdev-mdraid2
echo "--- www ---"
apt -y install firefox firefox-locale-ja
echo "--- dphys-swapfile ---"
apt -y install dphys-swapfile
echo "--- dwm compile ---"
apt -y install libx11-dev libxinerama-dev libxft-dev

/zzz/font_set/font_set.sh

#!/bin/sh
apt install -y fonts-ipafont fonts-ricty-diminished
apt install -y uim uim-anthy uim-mozc uim-xim uim-gtk2.0 uim-qt5 uim-qt5-immodule
cp /zzz/font_set/65* /etc/fonts/conf.avail
cd /etc/fonts/conf.d
ln -s ../conf.avail/65-fonts-ipa-mincho.conf
ln -s ../conf.avail/65-fonts-ipa-pgothic.conf
ln -s ../conf.avail/65-fonts-monospace.conf

/etc/init.d/vncboot
libgcc_s.so.1のディレクトリがraspberrypiと違います。

#! /bin/sh    
### BEGIN INIT INFO
# Provides: vncboot
# Required-Start: $remote_fs $syslog
# Required-Stop: $remote_fs $syslog
# Default-Start: 2 3 4 5
# Default-Stop: 0 1 6
# Short-Description: Start VNC Server at boot time
# Description: Start VNC Server at boot time.
### END INIT INFO

# /etc/init.d/vncboot
USER=pi
HOME=pi
export LANG='ja_JP.UTF-8'
export USER HOME

case "$1" in
    start)
        echo "Starting VNC Server"
        #Insert your favoured settings for a VNC session
        su $USER -c 'LD_PRELOAD=/usr/lib/arm-linux-gnueabihf/libgcc_s.so.1 /usr/bin/vncserver :1'
        ;;

    stop)
        echo "Stopping VNC Server"
        su $USER -c '/usr/bin/vncserver -kill :1'
        ;;

    *)
        echo "Usage: /etc/init.d/vncboot {start|stop}"
        exit 1
        ;;
esac
exit 0

日本語インプットメソッドはやはりtcshをインストール.cshrcから読み込みます。
udiskie(USB auto mount)はインストールのみでオートマウントするようです。
その他 前回RaspberryPi Zero W と同様


upgrade後は最新のリリースになっています
VERSION=”20.04.1 LTS (Focal Fossa)”

wiringOP

https://github.com/orangepi-xunlong/WiringOP

$ git clone https://github.com/orangepi-xunlong/wiringOP.git
$ cd wiringOP
$ sudo ./build clean
$ sudo ./build
$ gpio readall


buildはwarningが出ますが起動は問題無さそうです。
GPIO番号では制御できません。
wPi番号はmode writeともOK


firefox
raspberrypi Zeroではコアを吐いて起動しませんでしたがOrangepi Zeroは取り敢えず動きます。
静的なページはOKですがちょっと凝ったページになるとスワップして使えません。
やはりメモリが不足しているようです。

Wi-Fi
Orangepiのwifiは技適が通っていません。
明示的にwifiをオフにするにはrfkill block wifiを実行します。

# rfkill block wifi
# rfkill list
0: phy0: Wireless LAN
        Soft blocked: yes
        Hard blocked: no

wifiを設定すると50mA前後電流を消費します。rfkill block wifiを実行するとwifiの電流消費分がなくなります(未設定と同じ)従ってwifi未設定放置で問題ないものと考えています。

さてraspberrypi Zeroとの比較ですが今回の環境ではやはりOrangepi Zeroがキビキビ動きます。
敢えて数値的な比較はどんぐりの背比べになってしまう(面倒臭い)ので避けますが目的、用途によっては使い分ける価値はありそうです。
#CPU温度の報告が間違っている(よくあります)

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