Kyutech Arduino Scope with Ki Cad version

前回のraspberry pi arduinoシールドに九州工業大学情報工学部のArduino 簡易オシロスコープを導入してみました。

Arduino 簡易オシロスコープのホームページからアーカイブをダウンロードして展開するとArduinoとProcessing用の2つのスケッチがあります。

arduinoシールドにはArduino用をraspberry piには別途ProcessingをインストールしてProcessing用のスケッチを読み込ませます。

Arduino用スケッチの書込


mcuはATmega328pが必要です。
ボードタイプはUNOでブートローダーを書き込んでスケッチも書き込みます。

Processingのインストール

ProcessingのダウンロードページからLinux ARMv6hfをダウンロード展開します。
現在のバージョンはprocessing-3.3.7-linux-armv6hf.tgz
インストールする場所はArduino IDEと同じ~/Applicationsにします。
ここで展開するとprocessing-3.3.7のディレクトリができるのでインストール。

$ cd ~/Applications/processing-3.3.7
$ ./install.sh


この辺の手順はArduino IDEと全く一緒ですね。
ディスクトップにはProcessing IDEのアイコンが出現します。

起動して先程の簡易オシロスコープ用のスケッチを読み込ませ実行ボタンをクリックします。


最初にkit_scopeのロゴがでます。それからオシロスコープの画面に変わります。

起動すると 画面がディスプレーからはみ出していますね。
当サイトのディスプレーは1024×768のジャンクなディスプレーです。
画像ファイルを見ると1200×640のサイズになっています。どうもこのサイズは決め打ちのようなので当サイトの環境ではちと使いにくいのでなんか対策を考えてみます。


画像ファイルの代わりに空ファイルを用意して起動すると真っ黒な画面にオシロの画面とデータ関連の文字が表示します。

この文字部分を画面に収まるように寄せて画像ファイルを着せ替えればなんとか行けそうです。

kit_scope.pdeの編集

74行目に全体の画面サイズの指定があります。
size(1200, 640); ー> size(1000, 640);
3343〜3399行目あたりがデータ関連の指定のようです。
new UIvparts( 1, 794, 69, 0, 0x00, “signal”
794 ー> 665
1066 ー> 865
最後のほうに4項目ずつあるのですがここは何をしているのかわかりませんでした。
一応同じ割合位で減らしておきました。
980 ー> 780
1100 ー> 900

着せ替えの作成

着せ替えの画像にはできるだけ簡単に済ませるようにKi Cadで作成しました。

1000×640サイズに用紙を設定 225 – 353
配線をして(?)文字を入れて出図からsvgに変換します。
変換したsvgはさらにpngに変換します。

位置合わせしながら編集するのでできるだけ簡単に変換するためimagemagickで作業

# apt install imagemagick

$ convert kit_scope.sch.svg kit_scope1.png


位置が合ったらgimpで更に編集
いらない線を消して背景を黒にそして新たに線を引きます。

できた画像はデフォルトの画像と差し替えます。
processingのデフォルトの設定では~/sketchbook以下にデータが保存されます。
またはダウンロードしたkit-scope/kit_scope_20160320/Processing/kit_scope/dataにあります。


画像を差し替えて起動してみました。
基本の動作及び操作は特に問題なく動いているようです。
但しオリジナルの右下にあるキャプチャ機能と思いますがどっかに飛んでいっちゃたようです。

processingでエクスポート


processingのファイル-エクスポート機能で実行形式のファイルを作成することができます。
~/sketchbook/kit_scope以下には4つのディレクトリが作成されそれぞれ実行可能なkit_scopeができます。4ファイルとも起動可能でした。
kit_scopeを実行すると直接オシロスコープが起動して素早い実行が可能になります。

今回のKi Cad versionはオリジナルの画像とは雲泥の差がありますがまた違った意味で創作意欲が湧くかもしれません。
現状は3.3Vで動作していること、またこの状態で動かしてもあまり意味が無いので専用の簡易オシロスコープシールドを作成したいと思っています。