Raspberry Pi ZERO W (File manager Ranger)

前回のPi ZERO Wにファイルマネージャーを導入してみます。
キーボード主体が目標ということもあってFreeBSDでは一部不満の残る結果となったRangerをRaspbianで再度トライすることにしました。

Rangerはvim likeな高機能のファイルマネージャーですがvim使いの人なら少し触っていくと基本の動作はおおよそ掴めると思います。

Ranger インストール

# apt install ranger highlight poppler-utils atool mediainfo

w3m-imgは依存関係でインストールされます。
設定ファイル

$ ranger --copy-config=all
creating: /home/pi/.config/ranger/rifle.conf
creating: /home/pi/.config/ranger/commands.py
creating: /home/pi/.config/ranger/commands_full.py
creating: /home/pi/.config/ranger/rc.conf
creating: /home/pi/.config/ranger/scope.sh

使用するターミナルxtermからrangerを実行します。

lxterminaは画像を表示できません。
前回~/.Xresourcesを変更したことでdefaultのcolorschemeでも見やすくなりました。
やはりテキストファイルはデフォルトでviewしてくれますね。

~/.config/ranger/rc.conf

29 set show_hidden true
62 set preview_images true
104 set draw_borders true


ソースコードを色付きでview (highlight)


pdf 埋め込まれている文字をview (poppler-utils)


圧縮ファイル関連もRasbianが対応、インストールしているものはviewもOKです。(atool)
必要に応じて追加すればいいと思います。


画像表示もOKですね。(w3m-img)
メディア情報をviewします。(mediainfo)

動画をview
ZEROでは動画再生は実質不可なのであまり意味が無いのですが折角なのでテストをしてみます。
またffmpegthumbnailerをインストールすることでかなりのライブラリが追加されます。用途によって特に必要がなければインストールしないほうが無難と思います。

# apt install ffmpegthumbnailer

~/.config/ranger/scope.sh 以下を有効にする

80     video/*)
81       ffmpegthumbnailer -i "$path" -o "$cached" -s 0 && exit 6 || exit 1;;


インストール、設定がなければmediainfoでmedia情報をviewします。
初回は~/.cache/ranger以下にキャッシュファイルを作成します。
さらに進んで実行するとmplayerがインストールしてあれば超スローで再生を開始します。

~/.config/ranger/rifle.conf

ext mp4 = mediainfo "$@" | less


rifle.confの冒頭附近に記述
mplayerの代わりにmediainfoを実行して全文を表示させます。

w3m


html view
w3mのbookmarkはhtmlで記述されています。
実行するとw3m起動(同一ウインドウ)
rifle.confのw3mは最後に記載されています。他にブラウザがあってw3mをrangerのデフォルトにする場合は先頭に記載するようにします。


keymapを適当に設定しておくと使いやすくなると思います。(w3mのはなし)

https://github.com/tokuhirom/w3m/blob/master/doc-jp/README.func

Pi ZERO W raspbian-stretch-liteからのシンプルな環境ではうまく動作してくれるようです。
Pi 3 raspbian-stretchでは画像関係のviewはダメですね。xtermもfontconfigがうまく当たらない。素直にGUIを使ったほうが良さそうです。