Raspberry Pi 3 2019-04-08-raspbian-stretch インストール(SDカード)

2019-04-08-raspbian-stretchがリリースされています。
Raspbian Stretch with desktop and recommended software
Raspbian Stretch with desktop
Raspbian Stretch Lite

recommended software版がfullイメージになります。raspbian独自に含まれるアプリケーション(Scratchなど)は設定から簡単に導入できるのでRaspbian Stretch with desktop版が使いやすいと思います。

今回は2019-04-08 Raspbian Stretch with desktop版のイメージを少々編集してPi3のSDカードを作成、インストールしてみたいと思います。

作業環境

作業はraspberry pi3で実行します。
作業ディレクトリは/home/data/stretch/desktop
Raspbian Stretch with desktopをダウンロード、展開します。

$ unzip 2019-04-08-raspbian-stretch.zip
$ mv 2019-04-08-raspbian-stretch.img 2019-04-08-raspbian-stretch-pi3.img

展開したイメージはkpartxを使ってマウントしておきます。
コマンドラインやpcmanfmからも可。
作業に当たってバックアップは必須(基本)ですね。
以降はあくまで参考程度に願います。(自己責任でね)

イメージの編集

下記は当サイトの例です。適当なファイル名でテキストファイルを作成してマウントしたloopデバイス(rootfs)の”/”にコピーします。(2019-04-08-raspbian-stretch-pi3)

pcmanfmから2019-04-08-raspbian-stretch-pi3.imgをマウント

2019-04-08-raspbian-stretch-pi3
記述は相対パスで指定しています。(実行はこのディレクトリから)

# rootfs
# root shellを変更していたらbashに戻す
chsh -s /bin/bash
# 基本設定
cp /etc/hostname ./etc
cp /etc/hosts ./etc
cp /etc/dhcpcd.conf ./etc
cp /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf ./etc/wpa_supplicant
# ユーザー情報
cp /etc/passwd ./etc
cp /etc/shadow ./etc
cp /etc/group ./etc
cp /etc/gshadow ./etc
cp /etc/sudoers ./etc
rm -r ./etc/ssh
cp -r /etc/ssh ./etc
# その他
cp -r /var/lib/bluetooth ./var/lib
cp /usr/local/bin/* ./usr/local/bin
cp /etc/rc.local ./etc

基本設定
固定IP wifi接続情報 ホストネームなど
ユーザー情報
root shellを変更している場合はbashに戻してからコピーするようにします。
piユーザー以外に通常は別IDで運用しています。
sshも今までの情報をそのまま利用します。imgにある/etc/sshを削除またはリネームして同様にコピー
その他
/var/lib/bluetooth ペアリング情報(bluetoothマウスなど起動時に有効になります)
/usr/local/bin コンパイルしたsurfなど
/etc/rc.local GPIO制御(当サイトのPiはshutdownにGPIOを利用)
ユーザーディレクトリ
ユーザーディレクトリは容量の関係から起動後パーティションを拡張してからコピーします。

編集したファイルを実行
マウントしたディレクトリから実行します。

# sudo su
# cd /media/rootfs
# sh 2019-04-08-raspbian-stretch-pi3


実行はほぼ瞬時に完了、エラーも特にないようです。
内容を確認してアンマウント

カードへ書き込み

編集した内容は2019-04-08-raspbian-stretch-pi3.imgに反映されています。
ddで書き込みます。(デバイス名は適宜)

# cd /home/data/stretch/desktop
# dd if=2019-04-08-raspbian-stretch-pi3.img of=/dev/sda bs=1M

カードを差し替えて起動


起動するとPiWizardが走ります。(/usr/bin/piwiz)
WiFI,BluetoothもOK

*スクショはPiWizard終了後に撮ったものです


設定はこの画面からJapanを選択するだけ
パスワードも変更済みなので空のままNext


多分このダイアログは今回のバージョンからと思いますが直訳すると

”デスクトップは画面全体に表示されます
画面の端に黒い枠がある場合は、下のボックスをクリックしてください。”

ということなのでディスプレーによってはオプションを指定するようです。

あとは日本語入力環境やupdateはPiWizardが良きに計らってくれます。
ユーザーディレクトリをバックアップからコピーして問題が無ければ必要なアプリケーションをインストールする手順になります。