Raspberry Pi 3 2019-04-08-raspbian-stretch インストール(SSD)

前回はマイクロSDカードへ2019-04-08-raspbian-stretchを編集したものをインストールしました。今回は同様にSSDにインストールしてみたいと思います。

SSDは敢えてクリーンインストールする必要は無いのですが今後の展開を踏まえて実験してしてみることにします。

基本のイメージ

基本のイメージは前回作成したものを用いますがSSDのパーティション構成は変更しないこととして/boot/cmdline.txtと/etc/fstabのPARTUUIDを現状に合わせます。

$ sudo blkid /dev/sdb
/dev/sdb: PTUUID="9950f4f8" PTTYPE="dos"


/dev/sdbで認識しています。

/boot/cmdline.txt

dwc_otg.lpm_enable=0 console=serial0,115200 console=tty1 root=PARTUUID=9950f4f8-02 rootfstype=ext4 elevator=deadline fsck.repair=yes rootwait quiet splash plymouth.ignore-serial-consoles

/etc/fstab

proc                  /proc           proc    defaults          0       0
PARTUUID=9950f4f8-01  /boot           vfat    defaults          0       2
PARTUUID=9950f4f8-02  /               ext4    defaults,noatime  0       1

config.txtではOpenGLを有効にしています。(追記)
/boot/config.txt

# OpenGL enable
dtoverlay=vc4-kms-v3d
gpu_mem=128

SSDのbootとrootfsを消去

Pi3はSDカードから起動して最低限の環境を構築しています。

現在のbootとrootfsをフォーマットしたのですがラベル情報も消去されてしまいます。
これが原因かどうか不明ですがSSDから起動できませんでした。
デフォルトのgpartedはfatのラベル編集は不可ですがmtoolsをインストールすることで編集可能になります。

# apt install mtools


再読込、アンマウントでLabel File Systemを選択
bootはfat32フラグlbaを確認
bootは単純にファイル削除したほうが簡単ですね。
rootfsも同様にファイル削除してもいい。

SSDに書き込み

ddからの実行ではすべて真っさらになってしまうためloopデバイスからコピーをします。
SSDは/media/pi/boot,/media/pi/rootfsにマウント
loopデバイスをマウントしたイメージは/home/data/stretch/loop0p1,/home/data/stretch/loop0p2にあるものとします。

# cp -r /home/data/stretch/loop0p1/* /media/pi/boot
# cp -Rp /home/data/stretch/loop0p2/* /media/pi/rootfs

SSDから起動

SDカードはひっこ抜いてSSD単体で起動します。
約10秒ほどで起動開始、PiWizardが走ります。
インストール自体の作業は前回のSDカードの時と全く同じになります。
そうそう忘れていました。現在のデスクトップ環境ではswap fileの拡張は必須ですね。
chromium browserなど起動するとハングアップしてしまいます。
/etc/dphys-swapfile 1Gに拡張します

CONF_SWAPSIZE=1024
# systemctl restart dphys-swapfile

ユーザーpiのデフォルト環境で一通り確認、問題が無ければ最低限のtool(vimなど)や当サイト固有の日本語環境をインストール、設定をします。
初期インストールするアプリケーションはほぼ決まっているのでリストを作成して一気にインストールしてしまいます。

# sh applications
# applications
# terminal
apt -y install gnome-terminal xterm guake
# mail
apt -y install sylpheed
# ranger dmenu
apt -y install ranger highlight poppler-utils atool mediainfo
apt -y install suckless-tools
# X-tool
apt -y install xbindkeys xdotool devilspie gdevilspie
# system tool
apt -y install cpufrequtils kpartx numlockx eject
apt -y install gparted libparted-i18n mtools tmux dconf-editor
# tool
apt -y install nemo gnome-calculator xpad
apt -y install manpages-ja
# net
apt -y install samba
apt -y install tigervnc-viewer rdesktop
apt -y install nmap dnsutils whois telnet
# multmedia
apt -y install pavucontrol ffmpeg mplayer mpv flac
apt -y remove youtube-dl
apt -y install audacious smplayer easytag kid3
apt -y install libqt5webkit5 libqt5script5
# graphic
apt -y install gimp imagemagick mupdf xsane
apt -y install gnome-screenshot gcolor2
# print
apt -y install cups system-config-printer
# www
apt -y install firefox-esr-l10n-ja
# japanese
apt -y install convmv
# cad
apt -y install kicad

メインのユーザーディレクトリはSSDの/dev/sdb3にあります。
これを/home/dataにマウント、/homeからリンクを張ります。
ユーザーディレクトリからは更にnfsマウントしてあるディレクトリにリンクを張ってarduino IDEなど大きなアプリケーションを起動しています。(少々起動は遅くなる)

# ln -s /home/data/USER

122行目 piから変更(raspi-configからも可)
/etc/lightdm/lightdm.conf

autologin-user=USER

リブート
passwdはイメージの段階でコピーしているので面倒な作業なしに復元することができます。
LXDE関連(libfm,pcmanfmなど)に更新があると一部再設定する必要があるかもしれません。
アプリケーションのユーザー固有の設定はすべてユーザーディレクトリにあります。
ここまで下準備ができていれば実質1時間くらいで作業が完了します。(なかなかそううまくいかないこともある)
今回はSSDブートで躓きましたがそれ以外は順調にいっています。
*usb2.0経由のSSDですがやはりマイクロSDと比べるとファイルの読み書きは明らかに早い。
*usb3.0仕様のPiを期待しているのですがなかなか登場しないですね。
Orange Pi 3という製品も出てるのでRaspberry Pi期待しています。