Arduino LCD AQM0802Aを3.3V-5V兼用にしてみる

秋月のI2C接続小型キャラクタLCDモジュールは3.3V仕様なので5Vのボードで使用するにはちょっと工夫が必要です。
スイッチサイエンスには3.3V版5V版がありますが2個使い分けるのも少し無駄ですね。

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AE-ATMega基板も3.3V-5V兼用、AVR-Arduino兼用として新たに組んでみました。
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AE-ATMega基板は地元のパーツ屋さんで購入しました。183円と少しだけ割高ですが送料を考えれば我慢できる範囲です。(無駄な買い物もしなくて済む)
電源はUSBだけとして7805の代わりに3.3Vレギュレータを取り付けています。
ピン配置が違うので1ピンずらしてOUTをジャンパーしています。3.3Vレギュレータ NJU7223DL1-33
本来は絶縁シートを取り付けるところですが基板のレジストのみで絶縁しています。

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USB-シリアル変換器もIC(CH340G)を以前2個購入していたのでもう一つ前回と同様のものを作ってみました。

動作は当然ですが全く同じ結果になっています。

こちらも動作電圧はボードからもらっているので3.3V-5V動作可。

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AQM0802A内臓のコントロールIC ST7032iはLow power operation support — 2.7 to 5.5Vという仕様が載っており5Vを直接印加しても即死することはないようです。(LCD自体は不明)

回路はスイッチサイエンスの5V版を参考にさせていただきました。
3.3V-5Vはスライドスイッチで切り換えます。
スライドスイッチ IS-2235
ボードが3.3V時はダイレクトに5V時はR1とR2の分圧で3.3Vに降圧しています。
POWERのスライドスイッチは隣り合ったピンが必ずしも電源として利用できない(利用したくない)場合スイッチを必ずOFFにしてP1から電源を供給します。ONのままだとピンの設定によってはボード(IC)を痛めることがあります。
ジャンパーピンはJP2を通常ONにしておきます。JP1,JP2ともオープンにしておくと手を触れただけでクリアされてしまうようです。
XRESETBを使用するときはJP2をOFFにJP1をONにします。
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AQM0802Aの足は1.5mmピッチなのでそのままではユニバーサル基板につきません。
上側に 2 4 6 8
下側に 1 3 5 7 9
の順に半田付けしました。

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少し汚いですがご容赦を

余り物の両面基板を使いましたが片面基板でも同じと思います。

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サンプルスケッチはスイッチサイエンスの「I2C LCD Breakout」を使ってみた!を利用させてもらいました。

ボード側3.3v時はスライドスイッチ3.3vを選択
ボード側5v時はスライドスイッチ5vを選択
SWITCH SCIENCEが表示されます。

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ボード側3.3v時スライドスイッチ5vを選択
VDDは約2.2vになり全く表示しません。

ボード側5v時スライドスイッチ3.3vを選択
コントラストが強くなり文字が認識できません。

スイッチを適切に扱えば壊れることも壊すことも無いと思いますが自己責任で行う必要があります。