Raspberry Pi 3 Raspbian Buster

Raspberry Pi 3にRaspbian Busterをインストールしてみました。

ユーザー設定ファイルはstretchからそのまま移行しているので見た目は以前と全く一緒ですが気がついたところを少し記録してみたいと思います。

インストールはSDカードとSSDそれぞれ新規にインストールします。
SDカードは通常通りなので特に問題はありませんね。
今回のBuster10から従来よりbootパーティションがこれまでの約45MBから256MBに増えています。実際のファイル容量もstretchと比べると2倍近くになっています。64bit化対応予定でしょうか(?)

boot rootfs

ssdのデータ領域は消去したくないのでbootとrootfsを一旦削除切り直します。

bootは256MBで切って残りをrootfsに割り当てます。
PARTUUIDは変わりませんでした。データ領域も無事生きています。

bootとrootfsはkpartxでloopデバイスに展開したイメージをそのままコピーします。

# cp -r /dir/loop0p1/* /media/BOOT
# cp -Rp /dir/loop0p2/* /media/rootfs

PARTUUIDは変わってないのでstretchの/boot/cmdline.txt及び/etc/fstabをコピーします。
起動すると通常の初期インストール画面になります。
最近のSDカードからのブートは最適化されているせいか以前と比べるとかなり早くなっています。それと比べるとssdブートは待ち時間を考慮しても遅いですね。
Raspberry Pi 4がusb3.0経由のos運用を考慮しているかどうかはわかりませんがSDカードからブート、ssdからOS起動が使いやすいと思います。
但しSDカードのkernelバージョンとssdのバージョンは一致している必要があります。

boot/config.txt

pi4ではOpenGLが有効になっていますがpi3では有効になりません。[all]の項にあるコメントを外します。

[pi4]
# Enable DRM VC4 V3D driver on top of the dispmanx display stack
dtoverlay=vc4-fkms-v3d
max_framebuffers=2
[all]
#dtoverlay=vc4-fkms-v3d


当サイトで使っているsurfブラウザはOpenGLを有効にしないと限りなくcpu使用率が100%になります。
mp4再生もOpenGLを有効にしたほうがスムーズに再生可能になります。
surfブラウザはstretchでコンパイルしたものを/usr/local/binから起動しています。

docker

dockerはstretchでのインストール手法はbusterではできないようです。
現段階ではdebian busterも正式公開になってないことからいずれサポートされるものと思います。取り敢えず動かしたい場合は下記に情報があります。
https://github.com/docker/for-linux/issues/709

ダウンロードしてインストール

# dpkg -i containerd.io_1.2.6-3_armhf.deb
# dpkg -i docker-ce-cli_18.09.7_3-0_debian-buster_armhf.deb
# dpkg -i docker-ce_18.09.7_3-0_debian-buster_armhf.deb

インストールするとsystemdに登録dockerが動き出しますが記事にあるとおりネットワークに問題があるようです。
また/etc/apt/sources.list.dにはdocker.listが作成されますがupdateするとRelease ファイルがないよと怒られます。サイトを参考に自力で解決するか片付けておくのがいいでしょう。

以前作成したRPDは動きますがホストのネットワークを専有してしまいます。
やはり少し待ったほうが良さそうです。

アプリケーション

各アプリケーションは比較的新しい安定したバージョンがインストールされます。
不具合ではないのですがUIの印象がずいぶん変わったので
gimp 2.10.8

真っ黒のgimp

少し使ってみます。

その他

gdevilspieが依存関係でインストールできない。
devilspieは問題ないので手書きで書けばいいでしょう。

今まで勝手にデスクトップにアイコンを貼り付けて実行していたのですがこんなダイアログが出るようになりました。
勝手にフォーカスがあたって重いアプリが開くよりはワンクリック余計ですがいいでしょう。

ディフォルトのpythonは2系のままですね。python3になると思っていたのですが、やはり過去の互換性を重視しているのでしょうか

$ python --version
Python 2.7.16
$ python3 --version
Python 3.7.3

今回は32bit OSですがほかのSBCは64bitを採用しているものが多くなっていると思います。
raspbianの64bit化も時間の問題と考えています。