ASUS X200MA USBブート Ubuntu20.04LTS + Wine 5.12

もう5〜6年になりますが当サイトには当時格安のWindowsマシンASUS X200MAがあります。滅多に使うことは無いのですが唯一昔のソフトを動かしたいときのみ電源を入れるのですがそのたびに設定したリモート接続や環境をぶち壊してくれます。
Windowsには触りたくないのですがWindows10のサポートがあるうちは必要になることがあるかも?しれないということもありWindowsを起動する時はアップデート専用とし、USBデバイスにUbuntu20.04LTSをインストール、WineからWindowsアプリケーションを実行することとします。

USBブート

USBからブートするにはBIOS設定で起動順位を変更します。(設定方法はマシンによって違う)
Windowsを起動すると再度起動順位を変更しなければいけませんが要領が分かれば簡単に変更することができます。

USBデバイスは以前使用していたUSB-PATAアダプタと2.5HDD(20GB)を使うことにします。
HDDは容量からいっても今となっては捨てるだけですがマイクロSDカードと比較して若干スピードが早くまた安定していることから最後の勤めを果たします。

Ubuntu Server 20.04 LTS

UbuntuはDesktopとServerがあります。両方試してみましたがServerからインストール、構築したほうが当サイトの希望の動作に近いように思います。
https://jp.ubuntu.com/download
ddで書き込み インストールメディアはUSBメモリ

# dd if=ubuntu-20.04-live-server-amd64.iso of=/dev/sdX bs=1M status=progress

USBメモリと2.5インチHDDを差し込んで起動(USBメモリを起動デバイス)
CUIインターフェースになりますが書き込むデバイスのデフォルトはUSB経由のデバイスとなるため確実に認識していれば間違えることも少ないと思います。
簡単な流れは以下の通り

1. language English
2. Continue
3. keyboard Japanese
4. network eth xxx.xxx.xxx.xxx/24 # 自動取得
5. Proxy Done
6. Mirror Done
7. Generic_SD_MMC_xxx Done
8. USED DEVICE Generic_SD_MMC_xxx # 書き込むDEVICE
   Are You ... Continue
9. user name Password hostname
10. [x] Install OpenSSH server # ssh check
11. Featured Server Snaps Done
12. View Full log ...
13. All upgrade installed   Closed
14. Reboot
15. Please remove installation medium, then press Enter
16. login ... Continue setting

インストールが完了したらBIOSの起動デバイスをHDDドライブに変更して起動
sshで接続、リモートでセットアップ作業を継続します。
Ubuntuもdebian系のディストリビューションなので基本はRaspberry PIと同様に進めることができます。
(詳細設定は省略)
Locale Time Zone

# apt install language-pack-ja
# update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
# timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

tigervnc-server

メインの環境はtigervnc-server + dwmとして必要なパッケージをインストールしていきます。

# apt update && apt -y upgrade
# apt -y install xserver-xorg x11-xserver-utils tigervnc-standalone-server tigervnc-common xfonts-100dpi xfonts-75dpi xfonts-scalable xterm xbindkeys

dwm
dwmはプラットフォームが違ってくるのでこのマシン(AMD64)上でコンパイルする必要があります。
一旦パッケージからインストール、コンパイルしてからパッケージのdwmをremove

# apt -y install dwm 
# apt -y install make gcc libx11-dev libxinerama-dev libxft-dev

日本語入力(uim-mozc)
日本語フォントインストール及び設定は別途

# apt -y install uim uim-anthy uim-mozc uim-xim uim-gtk2.0 uim-qt5 uim-qt5-immodule

変換中の文字が文字化けするときは

~/.uim
(define uim-xim-use-xft-font? #t)
(define uim-xim-xft-font-name "monospace")

印刷

# apt install cups system-config-printer

この辺から依存関係で最低限のデスクトップ環境がインストールされます。
再起動するとX200MAのディスプレーにはGUIのログイン画面になります。
ログインすると設定関連などの最低限の環境が構築されています。
当サイトでは起動が遅くなる重いことから直接GUIは使わないことにして無効にします。

# systemctl disable gdm

vncbootやxstartupなどのvnc-server関連を設定して以降はPi3からvncviewerで接続

Wine 5.12

https://wiki.winehq.org/Ubuntu
Development branchをインストールすることで現在5.12が導入されます。

$ sudo dpkg --add-architecture i386
$ wget -O - https://dl.winehq.org/wine-builds/winehq.key | sudo apt-key add -
$ sudo add-apt-repository 'deb https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ focal main'
$ sudo apt update
$ sudo apt install --install-recommends winehq-devel

winetricks

$ sudo apt install winetricks
$ winetricks


以下の順でチェックします。
Select the default wineprefix
Install a font
cjkfonts
インストール実行ダイアログ確認OKを10回位

winecfg 初回~/.wineを構築します

$ winecfg


Wine 5.12
アンチエイリアスも効いていますができればもう少しくっきりかかってほしい

次回インストールしたパッケージやWineアプリケーションをもう少し