Raspberry Pi 電源とUSB HUB

先日PiサーバーのHDD(USBアダプタ接続)が認識できなくなってしまいました。HDD自体の不良では無くHDD電源の問題のようです。
またPiはUSBメモリなどの比較的消費電流の大きいデバイスを接続するとPiの電源も落ちてしまうのでUSBハブも考慮してみたいと思います。

powersupply01
これまで使用していた電源ユニット
5V2AとHDD用5V,12V電源
HDD用5Vが4.5V位に低下していました。
調整をしても5Vに届かず
Pi電源を含めて見直してみます。

powersupply02
今回はジャンクのATX電源を採用してみました。
当時のものとしては小型で容量は81WとATX電源としては非常にプアな値です。(増設機器のおまけ)
ですが5Vは11AとPiにとっては充分過ぎる容量を持っています。

powersupply03
TYPE BコネクタとUSB機器の充電用などにも使用できるようTYPE Aコネクタを2個設けました。
+5V,GNDを2本づつ、HDD用コネクタ、電源オン制御線を残して後はバッサリ切ります。

powersupply06
通常のATX電源と比較

Piへの給電

Piへの給電にはもちろんマイクロUSBから接続するのが一番安全ですがほかに簡単に給電する方法としてGPIO端子とUSB端子があります。
GPIO端子からの給電はなんらPiを保護する素子が無く万一誤ってショートした場合などは電源ユニットの保護回路に委ねることになります。
使用している電源によっては最悪ICの破損、パターン焼損などが考えられます。
RPI02
USB端子からの給電を検討してみます。
Piの回路図をみるとminiSMDC014が入っています。
特にGPIOなどで無茶をしない限りまあまあ安心と言えそうです。
当サイトのPiディスクトップはUSB端子から給電しており電流を計ると平常安定時単体で約0.5A、HDMIアダプタ使用時で約0.8A消費しています。特にトリップすることもありません。
下の表はRaychem製品のPDFから抜粋したものですがminiSMDC014-2の場合0.34AでトリップするとあるのでPi後期タイプは容量の大きいものに仕様が変更になっているものと思われます。
但しUSBメモリをもう一方のUSB端子に直挿しすると落ちます。
マイクロUSBから電源を取ってUSB端子に直挿しすると落ちます。
USB端子とマイクロUSBから別電源を取ってもやはり落ちます。
標準ではどんなことをしても落ちてしまうようです。

raychem
このPDFはFIL1026615.PDFで検索するとダウンロードできます。

USB HUB

USBメモリを挿したまま起動すればいいのですが抜き挿しの度にリブートするのは頂けません。
8ポートクラスのセルフパワーのUSBハブはかなりお高いですね。
そうなるとやはりこれしかありません。
以下は at one’s own risk(自己責任)で実行しています。
usbhub00
今回新たに1個買ってきたのですが以前のものと比べるとパターンが少々変更になっています。
コネクタの外装ケースの半田もかなり省略されています。1個は省略しすぎてぐらぐらになっていました。(外すのは少し楽)
まともな製品は各+5Vラインにリセッタブルフューズが入っているのですがこのハブにはありません。
外したコネクタのパターンをみると微妙なピッチになっています。ピンヘッダの取り付けも少し工夫が必要です。

usbhub01
コネクタは8個付いていますが1個はデジーチェーンしているために使えません。(7ポートハブ)
電源入力にはポリスイッチを入れるべきですが買い忘れてしまいました:)
今回は電源の保護回路にまかせて次の止める機会に取り付けようと思います。

usbhub02
基板はマルツの安い基板が1列をカットするとケースにほぼあいます。
(マルツも微妙に全般的に値上がりしています)
秋月のC基板とは若干サイズが違います。

usbhub03
左側が電源入力、右側がPiのUSB端子に接続します。
当初デジーチェーンしたコネクタは電源のみの取り出しに利用しようと思ったのですがデータケーブルを差し込むと後続のUSBハブがエラーを吐いてしまいました。微妙に電圧が生えてしまうものと思います。電源専用ケーブルを使用するといいのかもしれません。(未確認)

uschub04
今は白プリン1本を挿しています。
もう1本場所を確保しているのですが64G-Overが@1000位になったら導入したいと思います。
(現在の円安では当面無理そうですね)

powersupply05
Piへの給電は安定供給のためマイクロUSBへも接続しています。
電源に余裕ができたのでHDDを1台増設しました。
現在常時接続しているデバイスは
USBメモリ 32G
HDD 160G
HDD 80G
PRINTER IP2700
SCANER N1240U

コンパクトなPiがどんどん重くなる感じですが実用性とコストの関係から今のところ止む無しと考えています。

*気のせいでしょうか? 今の季節、PiのCPUに素手で触れるとHDDやメモリなどにアクセスが発生している感じがします。そんな時はいつの間にかI/Oエラーが発生していることがあります。
極力Piには直接触れないようにしています。

Raspberry Pi Iceweasel/31.2.0 が重くなった

Raspbian(debian)にしては珍しくIceweaselのメジャーバージョンアップがありました。
UIもシンプルに刷新されています。

iceweasel31
ですが時々重くなってしまいました。
Coogle検索から目的のページを開いたときに普通に見られるときもあればまた重くなってしまうときもあります。
よくよく挙動を見てみるとCoogleのホームを開いただけでCPUリソースを消費しておりオーバークロック状態に張り付いています。

調べてみるとjavascriptに原因があるようです。
Iceweaselのjavascriptをオフにするにはabout:configからjavascript.enabledの値をfalseにしてあげればいいのですがjavascriptを必要とするページもありこのままでは非常に不便になります。

javascriptを簡単にオン、オフを切り替えるQuickJavaというアドオンがあるのでインストールしてみました。
QuickJava 2.0.4

quickjava01
インストールしたらアドオンから設定をします。

取り敢えずjavascriptのみを設定をしてみました。
Include ln Favorltes チェック
Reload On Change チェック
Initialload(起動時) Off

quickjava02
起動時はオフに設定してあるので赤のアイコンで表示されます。

quickjava03
アイコンは常時表示されています。
アイコンをクリックすると青に変わってリロードします。

javascriptをオフにすることによりPiにしてはかなりサクサク動くようになりました。
今まで死ぬほど遅かったページも見られるようになりました。
Google検索では予測変換など効かなくなります。また一部機能、表示も変わってしまいます。
それでもPi使いにとっては少しでも軽い方が嬉しいですね。
どうしても必要な時はオンにするだけですから。

IP2700 黒インクを詰め替えてみる

当サイトPiサーバーのプリンタIP2700ですがついに黒インクが切れてしまいました。
カラーはもう少し使えそうです。(今回は黒インクだけの詰め替えです)
webから情報を探すとセリアに顔料系黒インクがあるとありましたので早速地元のセリアに行ってみると黒インクどころかインク自体の取扱いをしていませんでした。

310-01
ダイソーに行ってみると310詰め替えインクブラックと箱書があったので311カラーインクと一緒に購入してみました。

カラーインクに関してはいろいろと情報があるのですが黒(染料)インクについてはダメだよ、にじみがひどいよなどの意見が多数ですが実際どれくらいダメかは正確な情報が見つかりませんでした。

ダイソーが310と銘打ってあるので取り敢えずは問題無かろうという事で使ってみることにしました。
ダイソーの310には以下のような説明書きがあります。

染料インクと顔料インク
キャノン純正カートリッジの中には粘性の高い顔料インクを使用しているものがありますが、当社では詰め替えに不向きと判断している為、本品は染料インクを使用しております。顔料インクのカートリッジに染料インクを詰め替えても固まるなどの品質的な問題はありません。安心してご使用下さい。

310-04
プリンタの電源を入れたまま天蓋を開けるとカートリッジが中央に寄って来ます。
カートリッジを外してしまえばダイソーに詳しい説明書があるのでその通り実施します。
穴あけ位置のシールなど付属品も一式揃っています。
強いて必要なものは穴あけのドリル(きり)だけですね。
ダイソーでは2mmを指定していますが1.5mmのドリルで穴を開けました。
インクの先端を差し込むと内部のポンジのようなものに当たるのでさらに1~2cmくらい差し込んでインクを注入します。

310-02
インクの注入には5分強くらいかける感じで少しずつできるだけはみ出さないように注入するとほとんど手を汚さずに済みました。
もし少しでもはみ出したら拭き取っておけば撥ねることも無く綺麗に作業できると思います。
最終的にはいっぱいになるとはみ出してきます。
拭き取って丸シールを貼って終了です。
半分強入りました。

test01
カートリッジをセットしてプリンタのリセットボタンを5秒以上押して準備完了です。

プリンタテストページを印刷してみました。
カラーは純正インクです。
普通に印刷できてるようです。

ですが今までの純正インクで印刷したものとダイソーインクで印刷したものを比較すると明らかに違いが分かってしまいます。
下記の画像はスキャナ(300dpi)で読み取ったものを切り貼りしたものです。
スキャナの読み取りによる画像の劣化が大きいことを留意して下さい。

canon
キャノン純正インク
画像はあまり綺麗に見えませんが実際の印刷は文句なく美しいと言えます。
実際のフォントは10ポイントで細い線も綺麗に引かれています。

daiso
ダイソーインク
純正インクに比べて文字が少し太くなってしまいます。
そのためか黒が少し強調された感じになっています。
線は画像では乱れていますがやはり少し太くなっているだけで実際には一応ちゃんと引かれて印刷されています。

以上はあくまで純正インクと比較した場合の結果であり、通常の印刷物としてはダイソーインクでも問題なく通用するレベルと思います。(一昔前の印刷レベル?)
もしIP2700に印刷品位を求めるならば純正品を使用すべきです。
さすがキャノンのヘッド技術とインク性能は素晴らしいですね。
一方ダイソーのインクは純正品に劣るとはいえ文書の内容を損なう事無く、付属品を含めて100均で出すあたり素晴らしいですね。

当サイトの見解(ポリシー)としては高性能のヘッドを1回限りで捨てることは許されない(実は買えない:)ため後者のダイソーインクで行きたいと思います。
今後ヘッドがいつまで持つのか、何回詰め替えが効くのか分かりませんが静かに推移を見ていきたいと思います。

Top